彗星撮影(C/2023A3:Tsuchinshan-ATLAS)ふたたび
関東方面の天気は薄雲が掛かりそうな予報だったので、とりあえずひろのまきば天文台へ向かうことにして朝早く出発しました。天気の最新情報を見ながら撮影場所を決定することにしていましたが、結局は一週間前と同じ場所となってしまいました。
休憩しながら移動してきたので現地到着は日没30分前。先週頂いた天文台のパンフレットの中にイベント表があって、本日は解説員による彗星観察のイベントがあったはず。
駐車場は結構埋まると思って本日も赤道儀なしの一眼レフカメラのセットで準備いたしました。先週同じ場所で撮影されていた常連さんの明るいレンズのコスパが良いと思い二日前に入手し本日初投入です。
日没後、冬バージョンの防寒着を着込んで双眼鏡で探します。モバイル版Stellariumで彗星・金星・アークトゥルスの二等辺三角形の形を覚えて探します。発見できないので少し暗くなってから彗星周辺の恒星の形を覚えて探します。
双眼鏡でやっと探せたので今度は一眼レフカメラでの導入を試みます。もう少し暗くなるのを待って、カメラのライブビューで双眼鏡と同じ方法でやっと導入完了。
天文台では彗星の説明をしている声が聞こえていますが、月がのぼってくるまでひたすら撮影。明るいレンズなので前回よりも短い露出時間で星が流れないようにISO感度もいろいろ変えて撮影しましたが、見せられるレベルの1枚は下記の画像です。
C/2023 A3(Tsuchinshan-ATLAS)
10/20 18:42@ひろのまきば天文台
CanonEOS90D + SAMYANG 135mmF2 1sec*16 ISO:6400
彗星の光度は前回よりも暗いですが、高度は高く背景の空も暗くなっているので肉眼でも彗星の尾も見えており、カメラのライブビュー画面一杯の感じでした。撮影場所の近くにいた方々にもカメラ越しに見せる事ができて良かったです。
19時過ぎ、月がのぼって明るくなってきたので機材撤収。車の中で画像編集しX(twitter)にポスト完了。先週と同じように天文台関係者様にも写真をお見せし夜間の天体を見せてもらい天文台を離れました。
三度目の正直でいい写真が取れたという遠征でした。
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